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バイオリンHPの母ブログ

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とうとう娘がフルサイズのバイオリンに持ち変えました。

バンコクに来る少し前に手に入れた108歳のドイツ製のバイオリンです。

個性的な音を持つので娘が「ツネオ君」と命名しました。

此のバイオリンは唯一バイオリンの中に張り紙がしてあって「B&J soleimporter new york、amaty」と書いてあります。作者も工房名も有りません。修理に出した工房の親方が言うにはこの頃にはドイツ物の工房製或いはマイスター製の物が大量に作られた時代だというのです。恐らくうちツネオ君はハンドメイドでは有るけどそれ程有名な作家の物では無かったのでは?と言う事でした。工房の親方も太鼓判を押してきちんと直して下すったので娘が早くフルサイズに持ち替える日を楽しみにしていました。

でも音も音量も申し分無く、これを譲って下すった方にはお礼程度で良かったのかしらと今でも思います。

ツネオ君は少々気難しい所が有ってなり始めるまでに少し時間がかかる事が多いのですが娘とは最近「あ・うん」の呼吸が出来て来たようなので時々娘が居ない時に「娘を頼むよ!!」ってバイオリンに話しかけてたりしてかなり親ばかですね。^^;

108歳ともなると木も枯れていい感じの色合いにもなってきてますけど、それ以上に新作の楽器に比べて軽いので娘は最近肩こりとか首の痛みを訴えなくなりました。アマティーのコピーなので小振りな印象も視覚的に軽く感じて余りフルサイズに持ち替えたという違和感が無いようにも思えます。

通常アマティーのコピーは音量が無いと言われるようですがツネオ君はかなり朗々と歌いあげるタイプです。この小さいコロンとしたボディーで何処にこんな音を響かせる所が有るんだろうと思いますが。

と、言う事でフルサイズに持ち替えてすぐにバッハの無伴奏パルティータの一番短い曲に挑戦し始めた娘ですがツネオ君と仲良く毎日頑張っています。

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早い物で前回の更新から早2ヶ月近くが経っていました。

娘のバイオリンの先生が8/13日に中国から帰国?(って言っていいのでしょうかねえ?)されて娘がコンクールに出れなくなった旨を伝えると、とても先生の方が落ち込んでしまって・・・。

期待もそこそこあったのでしょうか?まあ、娘にはそのように言ってありますが^^;

今日娘のレッスンの前に入っていた14歳の男の子は毎月1回~2回チェンライから飛行機に乗って一人でレッスンに来るそうなんです。

昨年度のタイ国内コンクールの3位入賞者である彼の音はのびやかでダイナミックで本当に良いプレイヤーです。

年齢から言うと彼と同じセクションでコンクールを受けるはずだったので娘は「やばかったなあ~」と苦笑い。

でも流石にチェンライから来るだけあって「練習は半端じゃないから彼は」って先生が言うのです。

なぜなら彼の家は御両親ともに土産もの用の絵を描く仕事をしていてあまり裕福ではないそうなのです。

でもこれだけ子供に賭けるには理由が有って。御両親は本当は芸術的な方面の絵描きになるつもりだったのがお金を得る為に仕方なく今の仕事をしているそうです。

彼には才能と努力を厭わない精神力が有るからその能力でバンコク市内のインターナショナルスクールのフルスカラシップを取って満足に勉強をして貰いたいという御両親の希望が有るのだそうです。

昨年度はオーディションで学校にかかる費用のスカラシップを取る事はできたそうなのですが寮費と食費の負担が重く断念したそうです。

今年は寮費も食費も生活費までも含んだフルスカラシップの取得に成功したそうで近じかバンコクに単身来るそうです。

昨年度はコンクールの本線とコンサートの為に彼の一家は小さな車にぎゅうぎゅう詰めでバンコクに一日係りで来たそうです。全く持って頭が下がります。チェンライからバンコクまでは車で1日もかかるのですね。

先生曰く「彼はとてもシャイで素直なので是非応援しなくちゃって言う気にさせる子なのよ。」なのだそうで。そう聞くといつもぶっちょう面で挨拶もまともにしようとしない我が娘が今身につけるのはそう言う所なのかも知れないな~って考えさせられました。
タクシーで10分の距離でもブーブー文句言う我が娘をこれから再教育だわ!と燃える母でした。^^!

昨日までタイは5連休で、うちの締めくくりは娘(バイオリン)と息子(ピアノ)の共演・・・。まあ、昨日書いた知人のバースディパーティの余興ですが。

娘は最近人前で緊張する癖が有って、本人いわく「半分も上手く弾けなかった」って事でした。兄はピアノの上にうず高く積まれたプレゼントのお影で、誰も視界に入らないので、あまり緊張はしなかったとの事。

娘曰く、ピアノを弾く人はピアノの蔭に隠れる部分が有るけど弦楽器の人は座って弾いても立って弾いてもどこからでも全て人の視線が突き刺さるように感じるからいてもたってもいられない・・・って言うのです。

まあ、あまり人前で弾く習慣が無いから仕方が無いのでしょうが、確かに歌手やバイオリン、ビオラの人は動きの一挙一投足まで見る人に全てさらされてしまうので集中できないと辛いだろうなあと・・・親心が出てしまいます。以前知り合いのお嬢さんが客席を舞台の袖から見て「こんなに客が少ないとつまらない」と言ったという武勇伝を聞いた事が有りますが、うちの子はそのタイプではないようです。

これから少しずつ人前で弾く機会が増えてくれればいいなと思う今日この頃な母です。

さて選曲した「アベ・マリア~バッハ・グノー」に関しては誰でも知っている名曲なので出来はさておいて拍手喝さいでした。今後もいざと言う時の1曲を用意しておくとすればピアノもバイオリンも技術的にはそれ程高くないのでこの曲はお勧めです。

もう少し技術やアプローチ力が高い人であれば「ビターリ・シャコンヌ」辺りもお勧めです。この曲はもう少し練習期間が有れば娘にも弾かせてあげたかったです。但しまだまだアプローチ能力に欠けるのですが・・・。
先生が中国にお帰りになったので、今は娘は息抜きしっ放し。

いままでは娘には週に一度の緊張タイムが有ったのだけど8月に先生がお帰りになるまではコンクールの予定も無くなってしまって先生が出したコンクール課題もやる意義がなくなってしまったので、まあ、だらけているのです。

そんな状況を知ってか知らずか、主人が娘がバイオリンで、息子が伴奏と言うミニコンサートを引き受けて来てしまったのです。

誕生日パーテイーとは言うものの、タイの財界人のパーテイーなのでそこそこ耳の肥えた方が多いのです。人数もそこそこいらっしゃる予定らしいので、急に緊張ムードが子供達に走ります。曲は自分たちで決める事が出来るのですが、兄はバイオリンの伴奏なんかしたことも無いのでなかなか言い分が分かれて決まりません。時間が2日しかないので・・・私の提案で「アベ・マリア~グノー・バッハ」と言う事で兄妹で初めてのセッションです。どちらかと言えば初めて「バッハの平均律Cドゥア」(伴奏)を弾く兄の方が分が悪い。娘は小5の発表会で一度「アベ・マリア」を弾いてるので。

なので、娘は言いたい放題言うし、息子もふてくされて適当に弾いてるわで・・・・もう喧嘩しっ放しで本当にこんなんで良い音楽を皆さんにお届けできるのか心配ですがあと一日で仕上げなければいけません。さて、どうなりますか?トホホな母です。^^;
娘もブログに書いていますが、先生からコンクールに出るように勧められて、受付をしに炎天下の中出掛けたのです。

受付の女性は日本語がとても堪能で助かりました。

でも結局は受け付けて貰えず・・・出場資格の欠如だったんです。

このコンクールはタイに2年以上在住の子供(小学生~高校生を3レベルに分けて)が対象だったんです。我家は9月が来てようやく1年なんです。赤ちゃんの頃に1年居たのですがそれは無効でした。

と言う訳で曲まで決まっていたのですが本人も少しがっかりしたようです。なんせ1位は5000バーツとゴールドメダルですから。メダルなんて紙で作った物を幼稚園の運動会で貰っただけですから。御金よりもそちらを期待していたようです。

そう実は自信があったようなのです。なんせ課題曲は低学年の時に日本で発表会で弾いた物ばかりだったので暗譜もそこそこは出来ています。

まあ、神様がずるはいけません・・・とおっしゃたのかも知れませんね。^^;

日本のコンクールは熾烈と聞きます。此処で一度やんわりとコンクール体験をさせておきたかったのですが。いつも思惑は外れます。
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