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バイオリンHPの母ブログ

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昨日は娘にとっては人前で久しぶりに演奏する発表会でした。

中1ともなると段々知恵?が付いてきて人前での演奏が怖くなり・・・そう上がる事を覚えるのですね。

娘に限らず同じ中1年生の後の2人のお嬢さん方もこれでもかって言うくらい上がっていて皆さんもリーサルとは打って変わってビブラートが旨くかからないとか、音程が旨く上がりきれない・・・ハーモニクスが旨く響かない等々。

本人にとっては不本意な結果が出てしまうわけです。

まだこれは発表会だから良いにしても、これがコンクールや受験会場だったら、と思うとチャレンジしている方々の気持が通切に分かるような気がします。

何事も慣れとは申しますがこの「上がり症」は慣れだけでは解消できないものでしょう、と私は思います。

人前で頭が真っ白になろうが心臓が口から飛び出そうがそんな事とは関係なくただひたすら指が動く、腕が動くって云うのが出来るほどの熟練が必要なのでしょう。

結局はいい加減に練習しているからいい加減な結果になる。理由が「上がり」なのだとしても普段の精進こそが己を助ける、そう言う事なのでしょうね。曲が難しくなれば難しいほど、いかに普段丁寧に弾きこんでいるかってのが自分を助けるのだと云う当たり前の事に気がつく。

娘にとっては良い教訓になったような気がします。

それでも見ず知らずの方々にお誉めの言葉を頂くと自分がそこで人に何かを感じてもらえたのがなんとなく嬉しいやら恥かしいやら、もう少しきちんと練習しとけばよかったという反省の交じった気持ちがでるようです。帰る道すがら「もっと上手に本当は弾けるのに・・・」とは本心なのでしょう。簡単な部分を何カ所もとちったのが少し悔しいのかも知れません。

ま、それもこれも実力のうち。

次回は1年半後の発表会に向けてまた精進してほしいものです。

もちろん、親の私は心臓が口から既に出てしまっていたのは云うまでもありません。親は何も出来ないんです^^;

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↑ この人が弾いているのはロックの雄レッド・ツェッぺリンの「カシミール」ですが、このデイビッド・ギャレットのボウイングは本当に基本的で・・・手首の返しとか細かく弓を返すパッセージの弓を返す時のきれいな楕円とか圧のかけ方など・・・とても参考になるし、またそれが目視しやすい良い例だと思います。

体のムーヴィングですが日本人には大げさに感じてなかなか出来ないという人も多い・・・うちの娘もそうですが・・・と思いますが、圧のかける時とボウイングを自在にこなすのに必要な行為なのだということが分かる(体の中心部と腕の「開く」タイミングと「閉じる」タイミングが分かり易い)例だとも思います。



↑チェロには珍しく肉食系のプレイヤーですね。格好好い~。
来月の頭にバイオリンの発表会を控えた娘はそろそろ暗譜の段階に。

それにしても毎日5分の練習でよくここまで頑張った???なと思うあたしは親バカなのか。でもこの彼女の5分はものすごい集中力なので途中で声をかけるのも憚られます。

バレーボールでボロボロになっている指で黙々と弾くのは結構あっぱれだったりもします。

さてそろそろ仕上げの段階に突入なんですがどこまで仕上げきれるかは本人次第。

親が高みの見物となるか、はたまた当日口から心臓が飛び出そうなことになるのかはまだ未知数な段階とも言えます。

頑張ってほしいものです。
昨日久しぶりに以前娘が師事していた先生のサロンコンサートに行って来ました。5歳の頃から10歳までまさに5年間もお世話になった先生です。

当時の先生は音大の大学院を修了したての初々しいとても可愛らしい(失礼ながらとても可愛らしい見かけ)方でしたので何となく頼りなげな感じを醸し出していました。^^;

しかしレッスンは声を荒げる事は決してないのですが頑として出来ない物は出来るまで。やらない者はやるまでと言う一貫したポリシーを持っているようで(うちの2人が師事しているピアノの先生も似たようなポリシーですね^^;)全くもって曲が進まない。よその先生に師事しているお子さんは失礼ながらうちの子よりも弾けていないのにどんどん進んでいくのに・・・。と私自身がもやもやした気持ちを抱えていた時期にも符合します。

5年間も習ったのに本当に教材は進んでいませんでしたね、人と比べれば本当に。しかし先生に師事して2年も経つと段々と分かって来るんですね。娘が着実にバイオリンを習得していると言う事が。

先生が教室を辞めた時期にはうちがバンコクに行くまでに1カ月ちょっとあったのですが先生のお宅に伺うのは遠かったので近くの先生(現在師事している先生)を友人に紹介してもらってそれ以来お会いしていなかったのです。

久しぶりに聴く先生のバイオリンは確かな技術に裏付けされたとても深い味わいの内容でした。また久しぶりにお会いできたのも本当にうれしかったです。

娘はバレーボールの練習試合でいけませんでしたが次回は是非とも一緒に行きたいと思います。
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